萩市堀内町内会  来て、見て、感じて 伝建地区と世界遺産登録のまち 


 皆さん、こんにちは。萩市堀内町内会のサイトをご覧いただきありがとうございます。明治維新胎動の地であります萩市堀内町内会は、萩市の中でも萩城下三の丸から萩城に至る地域に居住する約700世帯で構成しています。
 特に、この地区は江戸時代から町割り及び土塀、白壁、生垣の保存に努めてきた結果、1976年(昭和51年)に全国で初めて「伝統的建築物群保存地区」(通称「伝建地区」)に選定されました。
 更には、平成27年に「明治日本の産業革命遺産」として全国23の資産の内の一つとして「萩城下町」の当堀内地区が世界遺産に登録されました。
 このように、城跡や江戸時代にタイムスリップできる武家町の佇まいや、西洋科学の吸収に挑戦した時代背景を物語る貴重な地域であります。
 私どもは、時代の変化に対応しつつ、先人が残したこの古き武家町を末永く保存すべく行政当局と協働して取り組んでいる活動をはじめ、町内会活動の概要をご覧いただき、是非、一度ならず何度でもこの地に足を運んで「
来て、見て、感じて」良かったと、おもてなしができるよう取り組んで参る所存です


 萩市堀内地区は、1600年(慶長5年)、関ヶ原の戦いで西軍総大将となった毛利輝元が敗戦により、防長2ケ国(周防、長門)に減封され、1604年(慶長9年)萩城建設に着手、1608年(慶長13年)に落成した萩城ならびに萩城下町の三の丸の地域にあって、永代家老や寄組など上級武家の広大な上屋敷や藩の重要施設が置かれた武家町であります。
 明治維新後、禄を失った家臣達は生計を維持するため、夏みかんの栽培を始め、これが屋敷周辺を取り囲んでいた土塀が風よけとして功を奏したこともあり、現在に至って土塀から夏みかんが顔をだすという、独特な景観が形づくられました。
 更に、大正末期に鉄道が導入された際、市街地を形成する三角州の外側に敷設されたことも幸いし、萩の城下町は古い佇まいを現在に残すこととなりました。
 こういうこともあり、1976年(昭和51年)に全国に先駆けて「重要伝統的建築物群保存地区」(通称「伝建地区」)の選定を受け、また、2015年(平成27年)には「明治日本の産業革命遺産」として、全国23の資産の一つとして「萩城下町」のこの堀内地区が世界遺産に登録されました。
 萩城址をはじめ、東西5本、南北5本の碁盤の目状に囲まれた街路は土塀、白壁、生垣で囲まれ数々の長屋門や史跡が残るほか、中学校や高校、さらには博物館も立地する文教地区でもあります。
 一度は訪れてみたい城下町の一つとして、高い評価をいただいております堀内地区の居住者で構成する、「堀内町内会」を当サイトでご紹介させていただきますので、存分にご覧ください。

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